【失語症】と【構音障害】の 【検査・治療】のために当院に入院・通院していた 患者さんの診療情報を用いた出版に対するご協力のお願い


このたび当院では、下記の内容の出版を検討しています。出版に際して、患者様の診療情報を匿名化したうえで使用させていただきます。プライバシー保護については最善を尽くします。協力を望まれない患者さんは、その旨、大槻美佳までご連絡をお願いします。
1 対象となる方
【失語症】と【構音障害】の【検査・治療】のため【通院または入院】した方
2 課題名
発話障害の音声テキストの作成
3 対象医療機関
北海道大学病院、北海道脳神経外科記念病院、市立札幌病院、南札幌脳神経外科、旭川赤十字病院、帯広厚生病院、帯広北斗病院、医療法人社団永生会、市立函館病院、釧路ろうさい病院、札幌渓仁会リハビリテーション病院、国立循環器病研究センター病院、新潟大学付属病院、竹田総合病院、燕労災病院、三之町病院、新潟市民病院
4 出版の意図
臨床の現場で失語症を診断できることは重要です。最近では失語症を呈する神経変性疾患が注目を集めており、失語症の診断ができなければ正確な診断ができません。しかし、失語症や構音障害の音声を聞き、正確に診断を下せるのは一部の専門家に限られます。このような状況を鑑み、失語症や構音障害による発話障害の音声を用いた教育コンテンツを作成したいと考えています。
つきましては、1992年1月〜出版日までに大槻美佳または赤池瞬の診察で受けた神経心理検査の成績および音声データ、画像データを使用させていただきます。
5 協力をお願いする内容
診察のなかで記録した内容を使用させていただきます。そのため、余計な費用はかからず、追加の検査などが施行されることもないため、一切のご負担はございません。
6 出版予定日
2025 年〜2027 年の出版を目指しています。
7 プライバシーの保護について
病歴、画像では名前などの個人を特定できる情報を除いたうえで使用いたします。音声は実際に録音した音声を使用いたしますが、発話内容に名前などの個人を特定できる情報が入らないよう留意いたします。
8.お問い合わせ先
出版に関するご質問等がありましたら下記の連絡先までお問い合わせ下さい。また、試料・情報が出版に用いられることについて、対象者の方にご了承いただけない場合には対象としませんので、2025年8月31日までに下記の連絡先までお申出ください。その場合でも対象者の方に不利益が生じることはありません。ご連絡をいただかなかった場合、ご了承いただいたものとさせていただきます。
出版についてわからないことや聞きたいこと、何か心配なことがありましたら、下記の連絡先までお問い合わせください。
照会先および出版への利用を拒否する場合の連絡先:
〒060-0812 札幌市北区北 12 条西 5 丁目
責任者:北海道大学大学院保健科学研究院 准教授 大槻美佳
TEL:011-716-2111(北海道大学代表)
E-mail:lasteroideb612@pop.med.hokudai.ac.jp

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